なんだかよくわからない、というか詳しいことをまったく知らないのだけども名前だけは知ってるってヤツ、結構ありますよねあらゆる分野で。
私にも当然そういうのがたくさんあるのだが、その内の一つがコレ。
''John Mayall and Blues Breakers''
ステキなバンドでした。コレめっちゃカッコイイです。あとバンド名がカッコイイ。
「言わずと知れた60年代を代表するバンド」
とまで言っていいのかわからない、私の中ではヤードバーズと同じようなポジションに位置づけられていたバンドで、エリッククラプトンがcream結成前に所属していたとして名前ばかりが有名なバンドだ。と思っている。
ヤードバーズは以前から聞いていた(といってもベスト盤しか持っていない)が、今回このバンドに手を出してみたのは、
https://www.amazon.co.jp/ブルース-ロック-アンソロジー-ブリティッシュ編-白谷-潔弘/dp/4401644921?_encoding=UTF8&psc=1
こういった書籍が発売されたからだ。
私は書店で働いているのだが、先日この書籍が発売されることを出版社からのFAXで知り、呼吸をするように入荷の手配をした。
ところがよく考えてみたら私はこの表紙にデカデカと写っている人達を知らない。左から2番目の変な髪型の人だけしか知らない。
もちろん存在は知っていたが一体どんなバンドだったのだろう。そう思ってYouTubeにて動画を漁ったりSpotifyで聴いてみたりしたのだが、やはり強烈にカッコよかった。あとバンド名が私の知るバンドの中で最もカッコイイ。
エリッククラプトンのフレージングの光るギターソロ、シンプルなベース及びドラムのリズム隊、ボーカルの太いが聞きやすい声。どこをとっても減点がないし、60年代中盤にこんなバンドが現れたらそれはそれは光って見えたことだろう。
ブルースをブレイクすると言うよりかはブルースをグロウアップさせたようなバンドだと感じた。
このバンド、相当凄腕に感じるのだがこれでも若き日のエリッククラプトンは満足できなかったようでcream結成に至ったようだ。
しかしcreamでもこのバンドの持ち曲であった''Steppin' out''をライブでの定番曲で演奏していたようなので彼の中でもブルースブレイカーズは意味のあるバンドだったのだろうと想像している。非常にカッコイイ、パワー溢れるブルースロック、インスト曲なので一聴の価値は超あります。
Live Cream vol.2の収録曲です。
''Cream Steppin' out''
やっぱりバンド名はとてもカッコイイですね。
私は頭が非常に弱いのでWikipedia読んでもイマイチこのバンドのことがよくわからなかったがどうやらこのジョン・メイオールというオジサンは今もご存命らしくSpotifyで聞いたところ現在でも素敵な白人ブルースを極めていらっしゃる御様子でめっちゃカッコイイです。
カッコイイカッコイイばっかり言ってて語彙力の死にっぷりを遺憾無く発揮しましたがカッコイイものにはカッコイイって素直に言うのがカッコイイと思うんですよね。
なんだかよくわからない''John Mayall and Blues Breakers''のことは結局あんまりよくわかっていないがスゴくカッコイイということがわかりました。というお話でした。