私はビートルズがハチャメチャに好きである。
ビートルズというのは冴えない顔をした男が4人集って結成されたバンドなのだが、私はその中でもジョンレノンと呼ばれる冴えない顔のヤツのことを特に尊敬しているしもはや崇拝している。
こんな人だ。
平和主義者であったり爬虫類みたいな顔の日本人と結婚したりといった面が有名だが、彼は生粋の、果てしなく無骨なロッカーである。
私はジョンレノンにならケツを掘られてもいいと思っているくらいジョンレノンのことが好きなのだがそれはまた今度の機会に話すとして、私が今回とりあげたいのは彼のビートルズ時代の楽曲、''You Can't Do That''だ。
コレです。
この曲は先日私が強烈にレコメンドした''Things We Said Today''と同じアルバム、''A Hard Days night''の中の1曲で、このアルバムの中なら''Things We Said Today''が1番好きだとか言ったが''You Can't Do That''も同じくらい好きである。つまり私は無責任に言葉を発するタイプの人間だ。
そんなことは置いといて、この曲はスゴくよい。ちなみにこの曲に於いても何が私の心を掴んだのかがイマイチ私自身わかっていない。
ジョージハリスンの12弦ギターの明るいギターリフから始まりジョンレノンのシェイクハンドでグリスして入るD7thのコードがとてもナイスだ。''Things We Said Today''も同じくイントロで心を掴まれる。特に、ジョンレノンの印象的なリズムギターがこの二曲の共通点だ。ひょっとすると私はジョンレノンのパワー溢れるリズムギターを感じれる曲が好きなのかもしれない。
上の動画を見てもらえばわかるのだがとてもジョンレノンが楽しそうである。
この曲はジョンレノンがギターソロを担当している。とても珍しい。
ペンタトニック主体の荒いギターソロはダブルチョーキングや高音弦の三連符など、手グセで弾いてる感が大いに感じられる。Rickenbacker325のベチャッとした音もここまで来たら逆に耳触りがよくてクセになる。ジョージハリスンのギターソロとはかなり様子の異なるものなのだがこれはこれで良い。
しかもこの動画ではジョンさん、ハイになったのかギターソロに入るタイミングを思い切り間違えて「アレ？俺今間違えてる？やっちゃった〜（笑）」みたいな笑顔を見せている。とても微笑ましい。ここで笑って誤魔化すのがとてもジョンレノンらしいしポールマッカートニーやジョージハリスンならギターソロという大きなイベントに入るタイミングを間違えたらこうも余裕はカマせないだろう。勝手な想像だが。
以上です。
まぁ何が言いたいかっていうと最近アルバム、''A Hard Days Night''にハマってるんですね。
ビートルズのアイドル路線全盛期！みたいな感じでなんとなく避けてたんですけどエネルギッシュで音がハジケていてめっちゃいいアルバムだと思います。
''Tell Me Why''とかもスゴく好きなんでまたの機会にって感じですね。
