過去最高に二輪欲求が高値を維持しているこの半年ほどです。
しかし過去最高に貯金がないこの半年。(なんで?)
二輪車に一番乗ってた時期の相棒を忘れないためにも、ここに記そうと思います。
こちらです。元相棒。未練アリ。
ホンダのXELVISですねぇ。
なんとなぁく普通二輪の免許を取ってから数年後になんとなぁく買ったバイクでした。
当時はTW225と悩んでた気がする。
ホンダの水冷Vツインというといつまで使うんですかってくらいずっと250ccに積まれ続けてるエンジンですが、当時の私には比較対象がなくって特に感想は抱かなかったのが本音。
カウルの風防効果とツアラーっぽくわりとアップライトな姿勢のおかけで安楽なツーリングができます。
スペック的な所はもっと好きな人がいるのでそこで勉強しましょう。
この90's乗用車的コックピットの眺めが好きだった
とはいえ今まで乗ってた原付と比べると前傾が多少キツくて、「オートバイ乗ってるなぁ〜」って感覚を絶妙に感じる丁度いいバランスでした。
でも重たいニーハンらしく高速100キロ巡航はちょっとシンドい。
バイクのことなんてなーんにもわかってなかったから走行性能より見た目で選ぶしかなかった。
ねこ女史もお気に入りでした。
何が良かったかと言うとハーフカウルのカッコ悪さみたいなのが気に入ってたんです。
洗車する時はこのカウルの先端に手を入れて犬とかの喉撫でるみたいに洗ってた。
ぬるーんとしててカワイイ。
喉(?)が可愛い
いや、コイツ素直にカッコイイな。
あとは目が優しい。今のバイクももちろん好きだけどみんなトキントキンに尖ってて、このくらい丸くてヤラカい感じがした乗り物の方が自分の性に合ってる気がしたんです。
当時はハミングしか比較対象がなく、まずはデカさと重さにビビった。
250ccの中ではわりとデカくてわりと重い方らしいが、ツーストのソフトバイクと比べるとまァ〜それはそれは全然違う。
雑〜に積んで、
キャンプにも行きました。
シート下の収納のデカさにはビックリする。
魚採りに山へ行ったりもした。
実直なマシンである。
でも、直進安定性の高さに感動したのは覚えてます。
スゥっと姿勢が真っ直ぐに保たれるあの感触はおもしろかったなぁ。
バイク乗りにとっては今更言うまでもない当たり前の感覚なんだけど。
曲がりたい方に顔を向ければヌッと曲がるし、前輪荷重なんて言葉の意味もわからないなりにちょっとは理解できた。
ハミングに「乗り物の楽しさ」を教えてもらって、ゼルビスに「バイクの楽しさ」を教えてもらいました。
でも、かなり気に入ってたんだけど3年ほど前に降りました。
なんでかと言うともらい事故でバイクが怖くなっちゃったから……
0:10だったので相手の保険でしっかり直したんですがなんだか乗る気が起きない…
事故後半年くらいは乗る頻度も月に1回くらいに減って、諦めて雀の涙くらいの金額で売却しました。
クソーめちゃくちゃ後悔してる。
で、結局すぐバイク乗りたくなってヤフオクでインドの謎バイクを買ったんですよね。
笑っちゃうくらい遅いヤツ。
TVS XL100とは、インド出身の遅すぎて楽しいバイクである - スゴくデッカいズワイガニ日記
こいつはコイツでまたオモシロイ
ミニマムなものが好きなマキシマリストなので、物欲がすごくて困ってます。
次は何に乗るのかな〜
でも、初めてのバイクがゼルビスなのは絶妙な選択だったな、と自画自賛してます。
特筆すべき特徴はないけど、そこがジム・カスタムみたいで好き。
当時は逆張ってるつもりなかったけど今思えば結構逆張り車種だなぁ、と。
でも、そのパフォーマンスはこれからの人生のバイク選びのちょうどいい基準になってる気がする。
思い出したら乗りたくなったなぁ〜!